組織図
部門紹介
総務部
総務部は、経理業務、人事・労務業務、総務業務を全て行います。会社に必要なお金の管理から、採用活動や人材育成、勤怠管理、備品資産管理や施設管理のほか、福利厚生の整備や社内イベント企画、各種書類の作成・管理など、会社全体の幅広い業務を行います。
会社運営をスムーズにすることと、社員が気持ち良く働けるよう環境を整備する役割を担っています。
主な業務内容
- 経理業務
- 財務管理・資金調達・株式管理・財務分析・支払業務・決算
- 人事・労務業務
- 採用活動・人材育成(教育訓練)・組織マネジメント・雇用契約・給与計算
- 勤怠管理・安全衛生管理・労働関連法への対応・ハラスメント防止/対応・健康管理
- 社会保険手続き・労働環境整備
- 総務業務
- 施設管理・備品資産管理・福利厚生(施設利用手続きほか)・社内イベント企画
- 社内書類作成・管理
営業部
社会にとっての会社の存在意義を示せるのは、私たちだ
賭ける価値が、このフィールドにはある
1.建設コンサルタントにおける【営業】
顧客が抱える課題、社会が抱える課題、双方の解決につながる最適解を提案することと、受注後のプロジェクトの進行を社内・社外でサポートするのが私たち営業の仕事です。
この【最適解】が最適解であるために重要な要素は、当社の強みである「技術力」と「総合力」です。営業部員は長野技研の「顔」として最前線に立ち、顧客との信頼関係を築きながら、課題解決に寄り添い、様々な提案ができる真のコンサルタントとなるべく営業を行っています。
2.長野技研の【営業】の強みや特長
長野技研のメイン顧客は、県や市町村の地方自治体です。国が防災・減災・国土強靭化を推進するなか、地方自治体は地域にあった安全・安心なまちを実現しなければいけません。そのための、様々な課題を抱えています。
その課題に対して、建設コンサルタントでは「調査・計画・設計・維持管理」の主に4段階で関係しています。これらの段階ごとにおけるニーズは変化し続けるため、社会動向をしっかりとリサーチしたうえでプロジェクト化する【提案力】、クライアントの声をくみとる【ヒアリング力】、円滑に対応する【コミュニケーション能力】が必要です。これらの要素に加え、蓄積した技術力や経験値等、総合力に加えて最新技術を組み合わせることで大きな力へと変えることができるのが強みです。
3.人材育成の取り組み
営業の仕事は、大きく2つに大別されます。
顧客と直接コミュニケ―ションをとる「外業」、プロジェクトの見積、公告事業の積算等をおこなう「内業」です。
一般的に建設コンサルタントの営業は、ゼロからヒャクまで一人で実施している会社も多いかもしれません。長野技研では、これを分業化し、業務改善と効率化を図っています。
効率化を図ったことで、より専門的に業務に携わることができます。具体的には、内業を軽減することで、外業をメインとする部員は訪問時間を増やし、クライアントの言葉を傾聴することに注力する。内業をメインとする部員は見積や積算の精度を高め、社内業績や業界変化の数字を専門的に執り行い営業戦略を立案補助します。このように、それぞれの専門性を伸ばしていくことで、個人と部署、会社の価値を高めながら業務の効率化が図れています。
入札制度や方法、発注形態の変化に伴い営業スタイルも多様化させなければいけません。そうした時流の変化に対応していくために、今後も専門性スキルが高い人財を育てながら組織内で協業し、「当たり前のレベルをあげる」ことが成長の鍵だと考え取組んでいます。
4.見据える未来
「For the 信州」の更なる推進です。長野県には中信、北信、東信、南信の4つのエリアの下、77の市町村があります。現状、一部の地域ではコンサルタントと呼べるような働きができていません。営業エリアを拡大し、長野県全域に活動範囲を広げていくことが目標です。
建設コンサルタントの仕事は社会資本の形成を基本として、暮らし全体に携わることです。各地域とのつながりを強化して、ニーズをくみ取り、安全・安心な暮らしを提供することで、誰もが明るい未来を見据えられる体制を構築していきたいです。
Message ~未来は君の手の中に~
10年後、50年後の長野県のトップコンサルタントを目指して。
その時、『長野技研の顔』として信濃の地を疾風の如く駆け回れ!
「一つ善いことをすれば、その善は自分のものとなる。一つ有益なものを得れば、それは自分のものとなる。一日努力すれば、一日の効果が得られる。一年努力すれば、一年の効果がある。」・・・一緒に頑張りましょう!
企画室
企画室は、縁の下の力持ち的な役割を担っています。IT全般に関わり、各部署のサポートが主な役割です。また、新技術の評価/検討を行い導入すべきか判断し、会社に提案を行います。その他にはISO9001(品質マネジメントシステム)、ISO/IEC27001(情報セキュリティ)の管理部署としての役割を担っています。
主な業務内容
- IT関連
- 「システム管理」
- 「ネットワーク管理」
- 「セキュリティ管理」
- 「ホームページ管理」
- 「データベース管理」
- 「社内アプリケーションの開発」
- 新技術の導入
- 「UAV(ドローン)を利用した測量/点検技術の導入」
- 「レーザスキャナを利用した測量技術の導入」
- 「ゲームエンジン(Unreal Engine)を利用したVRの作成」
- ISO9001(品質マネジメントシステム)ISO/IEC27001(情報セキュリティ)
- 「マニュアル、規定、要領の更新維持管理」
- 「内部監査、マネージメントレビューの計画実施」
- 「社員教育」
- 「情報セキュリティに関する監視活動」
- 「情報セキュリティ情報の収集・告知」
- 「情報資産の洗い出し、機密性/完全性/可用性を設定し管理方法を定義」
技術部
技術部は、高度な専門知識を持った社員で構成され、インフラ整備に関わる計画や調査、設計、維持管理を軸として、当社が社会に提供するサービスの主体を担っています。
国民のwell-being(ウェルビーイング)実現のために求められる幅広いニーズに対応できるよう、複数のチームから構成されています。
国や地方公共団体、民間企業からの発注案件に対し、長年にわたり培った技術力と新たな挑戦のベストミックスによって、正確で良質なサービスを提供できるよう日々業務を行っています。
技術部基幹チームの紹介
- 「橋梁チーム(構造分野)」
当社が長年にわたり得意としてきた橋梁設計を軸とし、多彩なインフラ構造物の調査、設計や計画のほか、点検を含む維持管理などにも携わるチームです。 - 「道路チーム(道路、都市計画、森林土木分野)」
高規格道路から歩道や林道など多種多様な「道」を中心として、それを取り巻く様々なものをデザインするチームです。 - 「河川チーム(河川、砂防分野)」
自然が豊かなゆえに、急峻な地形や急流河川の多い長野県。洪水や土石流などの自然災害から安全・安心な暮らしを守るため、河川や砂防施設の計画、調査、設計を行うチームです。
各チームの主な業務実績については、「事業案内」よりご覧いただけます。
新技術への挑戦「DX Group」
ドローンやレーザ測量、3Dモデルなど、DX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進が求められる昨今。次々と展開される新技術に対し、積極的に挑戦し更なる技術力の向上を目指すために結成されたグループです。基幹チームの中から選出されたメンバーで構成されています。
社員が取得している主な資格
技術士、工学博士、測量士、RCCM、一級土木施工管理技士
詳細は「主な資格者数」よりご確認ください。
諏訪支店
諏訪支店は、諏訪エリアを中心とした地域密着型のコンサルティングサービスを提供しております。諏訪エリアは、長野県の中央に位置する地域で諏訪湖や八ヶ岳山麓など壮大な自然を感じることができる伝統文化と暮らしが息づく場所であり、次の6つの市町村から構成されております。岡谷市、下諏訪町、諏訪市、茅野市、原村、富士見町。
主な業務実績
【諏訪湖スマートIC(仮称)】
諏訪市と岡谷市にまたがる諏訪湖SAのスマートIC化に関わる業務です。諏訪湖SAは、諏訪ICと岡谷ICのほぼ中間地点に位置し、その東西方向に諏訪湖を望むロケーションにあります。
2012年度:基礎調査業務
2018年度:アクセス道路・アプローチ道路の概略設計、実施計画書作成
2019年度:アプローチ道路の測量・調査・予備・詳細設計
諏訪湖スマートICは、2025年夏頃の開通を目指して工事が進行中です。
【諏訪湖周サイクリングロード】
標高759mの諏訪湖畔に整備された平坦な全長約16kmのサイクリングロードです。
2016年度:諏訪湖周サイクリングロード基本計画
2017年度~2021年度:サイクリングロード詳細設計 [長野県L=1.0km、諏訪市L=2.7km、岡谷市L=2.3km]
2024年4月に全線開通しました。
諏訪湖周サイクリングロード
飯田事務所
飯田事務所は、長野県松本市の本社より約100km南の「飯田市育良町」に事務所があります。この地域は「南信州地域」と呼ばれており、この地域を重点に飯田事務所の営業活動を行っております。外部機関であるため本社にようにセクト化されておらず、一人で多種多様な営業業務から技術的業務及び成果品の品質向上のための検査業務も実施いたしております。
受注先は長野県や南信州地域14市町村の支援業務として各種業務を受注しており、以下に業務内容を紹介いたします。
また、近年リニア中央新幹線関連の発生土置き場に係る業務も受注しております。
受注実績等(事業名等)
- 「橋梁点検業務」
- 「橋梁補修測量・設計業務」
- 「地すべり緊急調査」
- 「災害復旧工事測量・設計業務」
- 「道路詳細設計業務」
- 「リニア関連工事用地測量業務」
長野事務所
長野事務所は、北信・東信地域の新たな営業拠点として、2021年4月に開設されました。長野駅東口から徒歩5分という好立地です。
所長含む3名のスタッフが常駐し、地域の情報収集・新事業の開拓等に携わっています。現在取り組んでいる新事業としては、主にGISの構築、運用・保守業務、また、ESRIジャパンの代理店として、ソフトウェアの販売も行っています。
さらに、社内サポートして、国家資格を(多数)保有している所長が、自身のキャリアを活かして定期的な社内講座を開催し、社員の資格取得を積極的に支援しています。
主な業務内容
- GIS関連事業
- クラウドGISによるプラットフォームの構築/運用
- 県内自治体、団体へのGISソリューションの提案
- 多面的機能支払交付金事業におけるGIS活用
- 社内GISアプリケーションの開発
- ArcGISソフトウェア販売
- 社内講習会
- 技術士試験対策講座(筆記、論文、口頭試験)
- 業務品質向上のための研修会
検査室
検査室は、業務の検査、品質に関する事項を所管しています。
検査室では、「正確で良質の成果」を顧客に提供するため、設計の成果物を対象に検査業務を実施します。また、ミス防止など品質向上のための取り組みを行います。
主な業務内容
- 検査業務
検査は、成果物が顧客の要求事項を満たしていることを確実にするために、社内マネジメントシステムの規定に基づいて実施されます。検査室では、基本事項検査と細部事項検査を行います。- 基本事項検査
検査員は、「業務計画書作成」~「中間成果」の期間において,基本事項について検査を行います。 - 細部事項検査
検査員は、(仮)成果品の細部事項(設計図、数量計算書等)について検査を行います。
- 基本事項検査
- 品質向上
品質向上では、検査結果等について分析し、ミス防止のための情報の水平展開や、設計上の留意事項を周知するなどして、全社的な品質の向上に寄与します。 - その他
法令や基準類の改定に伴い通達された内容について、社内に周知します。