2023年インターンシップレポート

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2023年度のインターンシップが、8月後半に実施されました。今年度は、県内出身で県外の大学に通う1名の学生の方がご参加くださいました。

建設コンサルタントの仕事は、測量、設計と多岐にわたります。弊社のインターンシップでは、建設コンサルタントの仕事をある程度理解していただくことを目的とし、実際の業務と同じ流れを体験していただく実務訓練を主としております。

それでは、今回の実習内容についてご紹介させていただきます。(掲載には、ご本人の許可をいただいております。)

2023インターンシップレポート
  • 期間:2023821日~825日(5日間)
  • 場所:長野技研本社 他
  • 実習内容: 

    1日目 オリエンテーション、道路設計の基礎、コントロールポイント(条件等)の確認

    2日目 CADの基本的な使い方、道路概略設計

    3日目 CADによる製図、道路計画の評価(比較検討)

    4日目 成果のとりまとめ、発表会参加

    5日目 現場見学(設計例とした道路の現場確認)

4日目 発表会の様子
4日目 発表会の様子

道路設計の実習として、過去に弊社で設計実績のある路線を題材として、実際に道路設計業務を行う場合の流れを体験きるようなプログラムとなっています。

道路概略設計(条件等の確認)

実際に道路を設計するにあたり、必要となる基礎知識や検討すべき条件を確認しました。
.路線・区間の交通量
地形や支障物件確認
線形条件の確認
幅員や舗装構成の決定
といった一連の流れを、実習を通して体験していただきました。
現地の写真や地形図、資料などを使って条件を順番に確認していくことで、道路設計のポイント全体の流れを体験いただけたようです。

道路概略設計

CADによる製図

道路設計に特化したCADソフトで、実際に計画した道路を図面にする作業を行いました。参加された学生さんはまだCADを本格的に使ったことがないとのことでしたが、っという間に操作に慣れて、図面を完成させていました。

道路計画の評価

道路概略設計の要である、計画の評価についても体験いただきました。3パターンの道路線形を設定し、走行性やコスト、工事中の交通への影響、施工性など多面的な観点から比較検討を行いました。
「これまでは考えたこともなかったような細かいことを、いくつも検討して道路はできている
ということを実感されたようです。

道路計画の評価

現場見学

今回、実習で取り上げた道路は弊社で過去に設計を行っており、工事は終わっています。
実際はどのような形となって供用されているのか、現場に行って確認をしました。「こたえあわせ」(^^)/ みたいな感覚ですね。

現場見学

5日間という短い期間ではありましたが、今回の弊社での経験が今後の進路に少しでもお役に立つことが出来たら大変嬉しいです。
ご参加いただき、ありがとうございました。