インターンシップを終えて

国立理工系専門学校専攻科 生産環境システム専攻1年 N.T
期間:2017年9月11日~12月27日まで(内74日)

ンターンシップ先に選んだ理由

 私は今回長野技研さんをインターンシップ先に選んだのは、担当教員の勧めがあったからです。
 私は幼い頃からあまり社交的な方ではなく、緊張してうまく話せないことが多く、大人数での作業より一人で黙々と作業することの方が好きでした。そのため、担当教員に、基本的に室内でパソコンに向かって作業を行い、先輩方が多いこちらに行ってみてはどうかと勧められ、インターンシップ先に選びました。

学外学習発表会

ンターンシップを通して学んだこと

 長野技研さんでは主に橋などの構造物の設計を行っているため、私がお手伝いすることはありませんでした。そのため、与えられた課題に取り組み、課題をその都度アドバイスをいただいて完成させていました。

 設計条件のダムの安定計算とマクロを組んだダム図作成を行ったり、5径間の橋梁のモーメント図、せん断図、たわみをマクロで作成したりを行いました。私はあまりプログラミングが得意ではありませんが、わかりやすくプログラムの説明をしていただき、どちらもゆっくりですが完成させることができました。

 私は、エクセルの基礎部分以外は自分で調べてとりあえず作ることが多く、自己流な部分が多かったです。そのため、知らなかった機能も多く、あまりうまくできなかった綺麗なデータの作り方など教わり、大変勉強になりました。長期間やらせていただくうち、自分の知識がばらばらでつなぎ合わさっていないことも感じました。また、当たり前かもしれませんが、就職してからも勉強し続ける必要があることを感じました。

実施月 主な学習内容  
9月

1. 図形の諸量の証明
2. エクセルの基礎
3. エクセルのマクロについて
4. 数式エディタの使い方
5. ダムの計算書を作成


10月

5径間の連続梁
1. 5径間の連続梁の支点間の長さ、それぞれの断面二次モーメント、 等分布荷重を入力する。
2. マトリクスを作成し、その結果から端モーメントを求める。
3. 端モーメントから支点反力を求める。
4. 端モーメントと荷重モーメントを合計する。
5. 支点力と荷重を合計する。
6. それを元に、モーメント図、せん断図をマクロで作成する。

11月 CADを使って図形をかく

1. VnasCADで図形の平面図、正面図、左側面図の作成
2. 30°回転させて三面図作成
3. 透視図法を用いて図形を作成

 

社の環境

 インターンシップに最初に来た時、落ち着く場所だと感じました。コーヒーが取りに行きやすくしてあったり、おせんべいやチョコなどのお菓子が置いてあったりし、とても静かで落ち着いて作業ができる素敵な環境だと思いました。また、職場の人も親切で、とても作業がしやすかったです。

れからのこと

 日本は、震災や河川の決壊など、毎年大きな災害があります。そのためにも土木の技術や知識が必要とされています。本当に微力ではありますが、学んできた技術や知識を生かしたいと思っています。

 長野市からは毎日片道二時間かかりましたが、少しも苦にならず、とても楽しくインターンシップをやらせていただきました。